東京都、小笠原村及び東京電力パワーグリッド株式会社(東電PG)では、母島において再生可能エネルギー100%での電力供給を行うための実証事業に関する協定を締結しましたのでお知らせします。

実証事業の概要

  • 東京都と小笠原村と東電PG の3者で連携し、母島に太陽光パネルと蓄電池等を設置し、1年のうち半年程度を視野に、太陽光発電のみでの電力供給を実施(実証は3年間を想定)
  • 太陽光パネル等の設置場所は、世界自然遺産区域外の圃場跡などの都有地・村有地等を候補とし、自然環境調査や専門家の意見等を踏まえて検討
  • 実証後は、太陽光発電による電力供給を継続するとともに、更なる再生可能エネルギーの拡大を目指す。

これまでの経過

  • 平成30年11月に説明会を実施し、事業の計画に向けて、母島の自然環境に十分配慮しながら慎重に進めると説明
  • 平成30年12月に協定締結
  • 平成31年1月から、自然環境調査や専門家への意見聴取などを丁寧に行い、事業計画を検討中
  • 令和元年12月に再生エネルギーに関する勉強会を開催
  • 令和4年12月に母島太陽光発電設備建設事業・母島無電柱化事業に関する説明会を開催
  • 令和5年2月に小笠原村ケーブルテレビで上記説明会と同じ説明内容を放映
    【令和4年度 村民説明会】
  • 令和5年12月に工事着工(Aサイト、Bサイト、燃力発電所、事務所・寄宿舎) 工事期間は令和7年6月30日までを予定

今後の予定

  • 小笠原諸島世界自然遺産地域科学委員会の委員など、小笠原の自然環境の専門家の意見を聞きながら、オガサワラカワラヒワをはじめとした希少な動植物等に影響を及ぼすことがないように配慮(保全設計)
  • 自然環境調査を踏まえ、また景観にも配慮しながら事業案の適宜見直しを行うとともに、実施の可否を慎重に判断

令和5年度 村民説明会

「母島太陽光発電設備建設事業等に関する説明会」を令和5年9月に開催しました。

説明資料

開催結果

問い合わせ先

小笠原村環境課自然環境係
TEL:04998-2-2270

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