お知らせ

航空機の父島上空の飛行について(第3報)

2022年2月17日(木)総務課

2月9日に父島上空をオスプレイが飛行したことについて、防衛省北関東防衛局に対して状況の説明求めるとともに、2月10日付で抗議文を提出していたところ、昨日、北関東防衛局から次のような報告がありました。

防衛省からの報告概要

  • 〇小笠原村からの申し入れ内容について、防衛本省から米軍へ事実関係について照会したところ、
    米側から

    • 2月9日、小笠原諸島周辺を航行中の米海軍艦船に搭載していたオスプレイ1機が、小笠原諸島周辺において計3回の日中飛行訓練を行った。
    • 訓練にあたっては、オスプレイは沿岸水域にとどまり、陸地、客船、漁船等の上を避けて飛行した。

    との説明がありました。

  • 〇日本国内における米軍の飛行訓練に際しては、日本の公共の安全に妥当な考慮を払うことが当然の前提になります。今般の米側の説明からは、米軍としても、飛行の安全に留意し、地域の皆様に与える影響を最小限にとどめるよう配慮していたと考えられますが、今般の米軍オスプレイの飛行訓練に対する小笠原の皆様の受け止めについては、引き続き米側に伝えてまいります。
  • 〇いずれにしましても、防衛省としては、引き続き米側に対し、安全面に最大限の配慮を行うよう求めてまいります。
  • 〇飛行訓練の事前通報については、飛行訓練予定日や飛行ルートなどの訓練内容につきましては、米軍の運用に関する事項であることから、米側は詳細を明らかにしておりませんが、米軍から情報が得られた場合には、速やかにお知らせしてまいります。
  • 〇訓練の内容については、米軍の運用の詳細に関することでもあり、回答は差し控えます。

村長コメント

上記の報告を受け、米軍側からは「陸地や船舶を避けて飛行した」との説明であったとのことですが、おがさわら丸出港時の低空での飛行の様子などを見ると、決して納得できる説明ではないことを伝えました。

全国で米軍機の低空飛行が問題視されている状況において、今後も防衛省に対し、米軍への働きかけを続けるよう申し入れてまいります。

 

小笠原村総務課

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