小笠原諸島世界自然遺産登録10周年を記念し、この機会に多くの人々に小笠原諸島の魅力を発信するために、「小笠原諸島世界自然遺産地域登録10周年記念式典」をオンラインにて開催いたします。
- 式典のお知らせ(6月11日更新) (PDFファイル: 165KB)
- 式典チラシ (PDFファイル: 1MB)
※内容の詳細は上記のチラシをご参考ください。
※新型コロナウイルスの感染状況等によっては、プログラム内容や時間等を変更する場合がございます。ご了承ください。
※見逃し配信やアーカイブ配信はございません。予めご承知おきください。
1.開催日時
令和3年6月26日(土)15:00~17:00
2.開催方法
ウェブ配信により実施(参加無料・事前予約要)
3.主催
小笠原諸島世界自然遺産地域管理機関
(環境省関東地方環境事務所、林野庁関東森林管理局、東京都、小笠原村)
4.開催報告
記念式典は主催挨拶(環境副大臣 笹川 博義、東京都知事 小池 百合子、関東森林管理局長 上大田 光成)から始まり、小笠原の自然環境の保全に多大な貢献をした「小笠原海運株式会社」(令和3年度野生生物保護功労者)と「小笠原海洋島研究会」(令和3年度 みどりの日 自然環境功労者)の表彰・受賞者紹介が行われました。記念講演・ゲスト講演、トークセッションを経て、故森下一男前村長の挨拶で閉会となりました。
記念講演・ゲスト講演
- ・「小笠原のマイマイに進化を見る」(講演者:千葉 聡(東北大学・教授))
- ・「小笠原諸島 誕生の秘密」(講演者:海野 進(金沢大学・教授))
記念講演では、小笠原をフィールドに活躍されている2名の研究者から、「生き物の進化」と「島の成り立ち(地質)」の両面から小笠原が持つ世界的な価値と面白さを紹介していただきました。
- ・「さかなクンが語る!小笠原の海のいきものの魅力とは?」(講演者:さかなクン(地球いきもの応援団))
ゲスト講演では、さかなクンに小笠原に来島した時の思い出を交えながら、小笠原の海の生き物の魅力についてイラストを使って紹介していただきました。きれいなイラストと親しみやすい語り口で大変盛況でした。


トークセッション
- ・「未来へつないでいくためにできること」(全体コーディネーター:可知直毅(東京都立大学 特任教授、登壇者:千葉聡(東北大学・教授)、海野進(金沢大学・教授)、サカナクン(地球いきもの応援団)、渋谷正昭(小笠原村副村長(式典当時))、芦川愛子(フリーアナウンサー))
トークセッションでは、「小笠原の自然を未来へつないでいくためにできること」をテーマに活発な意見交換がなされました。
小笠原の自然を未来へつないでいくために重要なキーワードは「つながり」。小笠原は生物進化の見本の島として世界的な価値が認められています。その進化の舞台となっている生態系は、生物どうし、生物と環境の「つながり」が基本となっています。その「つながり」を意識し、認識することや世界中と「つながり」ながら、小笠原の魅力を発信し、未来へ「つないでいく」ことが大切であるというメッセージが発信されました。

5.事前申込み先【受付終了】
下記のWEBフォームよりお申込みください。お申込みいただいた方から順次、当日ご視聴可能なURLをメールにてご連絡いたします。
(申込み締め切り)
(申込みに関する問い合わせ先)
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問合せ先
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