記念講演会
「嶋谷市左衛門」小笠原諸島巡検 350周年記念事業 講演会を開催します
「嶋谷市左衛門」小笠原諸島巡検 350周年記念事業実行委員会では、このたび長崎県から講師をお招きし、嶋谷市左衛門の功績を紹介する講演会を開催します。
講師
長崎県立大学地域創造学部公共政策学科教授 松尾 晋一先生
講演テーマ
「唐船造之御船と嶋谷の挑戦」
開催日時・会場
令和7年9月22日(月)午後7時~ 小笠原ビジターセンター
令和7年9月23日(火)午後7時~ 母島村民会館体育室
事前申し込みは不要です。当日、開始時刻前に、皆様お誘いあわせの上、会場までお越しください。多くの皆様の御参加をお待ちしています。
1974年生まれ。九州大学大学院比較社会文化研究科博士課程単位取得退学
長崎歴史文化博物館研究員などを経て長崎県立大学地域創造学部公共政策学科教授
専攻専門は日本近世史
主な著書:『江戸の犯罪録 長崎奉行「犯科帳」を読む』講談社、2024年。『江戸幕府と国防』講談社、2013年。「【史料紹介】本光寺所蔵「無人島之図」」『長崎学 : 長崎市長崎学研究所紀要』長崎市長崎学研究所、2018年。
小笠原の絵図がダウンロードできます。
記念特別パネル展
「嶋谷市左衛門」小笠原諸島巡検 350周年記念事業 特別パネル展を開催します
「嶋谷市左衛門」小笠原諸島巡検 350周年記念事業実行委員会では、このたび長崎市から学芸員をお招きし、嶋谷市左衛門の功績を紹介する特別パネル展を開催します。本展示は、長崎市が令和7年9月9日(火)から10月5日(日)に長崎歴史文化博物館1階エントランスで開催する記念パネル展を、同年11月から12月にかけて小笠原村でも展示するものです。
特別パネル展 『嶋谷市左衛門 耀ける航跡』
概要
嶋谷市左衛門は(1607~1690)は、延宝3年(1675)、幕命を受けて無人島(現在の小笠原諸島)を巡検した長崎の船頭である。嶋谷の巡検とその記録は、1876年(明治9)、小笠原諸島の日本領有が国際的に認められる根拠となった。本パネル展では、嶋谷の業績や当時の時代背景を知ることで、小笠原諸島の歴史の一端に触れることを目的とする。
開催日時・会場 父島
父島 令和7年11月後半~12月前半を予定 ・小笠原ビジターセンター
母島 令和7年12月中旬~12月後半を予定 ・ロース記念館、等
ミニ解説
長崎学研究所 学芸員 入江 清佳 様(11月20日~23日に来島予定)
長崎市長崎学研究所の取組
長崎市長崎学研究所では、「知られざる長崎の偉人発信プログラム 嶋谷市左衛門 耀ける航跡」として記念パネル展と記念講演会を開催され、その功績を市民の誇りとして発信されます。
小笠原村で令和7年9月22日(月)、23日(火)に開催する記念講演会は、長崎市長崎学研究所が令和7年9月13日(土)に開催する講演会の講師、松尾晋一先生を小笠原村にもお招きして御講演していただくものです。また、小笠原村で開催する記念特別パネル展は、長崎市長崎学研究所が令和7年9月9日(火)から10月5日(日)に長崎歴史文化博物館1階エントランスで開催する記念パネル展を、同年11月から12月にかけて、小笠原村でも開催するものです。
1 嶋谷市左衛門小笠原諸島巡検350周年記念講演会
①演題
「唐船造之御船(とうせんづくりのおふね)」と嶋谷
②講師
松尾 晋一 氏(長崎県立大学地域創造学部教授)
③日時
令和7年9月13日(土)14:00~16:00
④会場
長崎歴史文化博物館(長崎市立山1-1-1)1階ホール
⑤定員
会場120人/オンライン30人(事前申込み要、いずれも先着順)
⑥参加料
無料
2 嶋谷市左衛門小笠原諸島巡検350周年記念パネル展
①会期
令和7年9月9日(火)~10月5日(日)
②会場
長崎歴史文化博物館(長崎市立山1-1-1)1階エントランス
③観覧料
無料
3 嶋谷市左衛門関係資料展示(長崎歴史文化博物館収蔵資料)
①期間
令和7年8月19日(火)~10月19日(日)
②場所
長崎歴史文化博物館(長崎市立山1-1-1)2階常設展示室内
③観覧料
博物館観覧料が必要となります
機会があれば、ぜひ、一度、長崎市及び長崎歴史文化博物館を訪れてみてください。
長崎市長崎学研究所ホームページ「知られざる長崎の偉人発信プログラム 嶋谷市左衛門 耀ける航跡」
記念碑設置
現在、父島字宮之浜の海岸に面した村道敷に記念碑を設置するよう制作を進めています。