今回の出張中にコロナに感染し、都内で10日間療養することとなり、関係の皆様には多大なご迷惑とご心配をおかけいたしました。感染経路は不明ではありますが、都内の感染状況を踏まえ一層の感染対策をすべきだったと猛省しております。幸い症状は軽症で発症後3日目には平熱となり、後遺症もない状況であり、公務に精励する所存であります。
さて、国内では第7波のコロナ感染拡大が続き、村内においても来島者、村民を問わず感染者が発生し、なかなか収束の兆しが見えない状況であります。
村では、コロナ禍の発生以降、東京都などとも連携し竹芝でのPCR検査の実施、東海大学病院の協力をいただきながらのワクチン接種など、できうる感染対策に尽力してきたところではあります。しかしながら、現在、村内での感染の連鎖が続いており、これを断ち切るためには村民並びに来島者一人一人の感染対策が何よりも効果を上げると考えております。
それでもなお、感染の可能性をゼロにすることができないのは、私自身の経験からも言えることであります。少しでも体調に変化があった時には、検査を受け、感染を広げない行動をとっていただくようお願いします。
小笠原村においても、夏休み時期を迎えた中、それぞれの行動におけるリスク対策を行いながらこの状況を乗り越えていきたいと考えております。皆様のご理解とともに、適切な対策の上での村内生活、村内行動を切にお願いいたします。
令和4年8月1日
小笠原村長 渋谷正昭